レオタードのインナーはどうするべき? 初心者の疑問を解決!

バレエダンサーの後ろ姿 バレエ

いま日本のバレエ人口は約40万人と言われています。年齢で見ていくと、なんと3歳から80歳以上にわたって幅広い世代から愛されています。

だからレオタードも多種多様。まるで洋服を選ぶように自分の好みや似合うものを選ぶことができます。

でも日常生活でレオタードを着ることってほとんどないですよね。バレエをきっかけに、初めてレオタードを着る方も少なくないのではないでしょうか⁉︎

見た目は水着と似ているものの、実際にレオタードを触ってみると素材や機能も全然違うんです。

けっこう薄手でインナーが付いていないレオタードが多いため、

「レオタードって下着は外して着るのかな?」

「レオタードからショーツがはみ出てしまって、何をはいたらいいの?」

と不安になる人も少なくないと思います。ぶっちゃけ着方はその人次第なのですが、今回はバレエ初心者向けのインナーどうする問題を解決したいと思います。

インナーを身につけた方がいい理由

体って年齢によってどんどん変化していきますよね。若い頃はズボラなままでも平気だったのに、30代、40代、50代〜と年を重ねるごとにいろいろと不具合(⁉︎)が出てくるものです。

バレエのレオタードは裏地が付いていなかったり、インナーが付いていないものが多いです。それもそのはず、快適に踊ることを目的に作られていますから。プロの方の練習映像などを見ると、上半身のインナーをつけずにそのまま着ている方も多いようなのですが、初心者や趣味でバレエをしている私たちは絶対にインナーを付けた方がいいです。

なぜならバレエは飛んだり跳ねたりする動作が多いので、

インナーを付けておかないとクーパー靭帯が伸びてしまうのです!

オトナリーナは見た目的にも変化が出やすいお年頃の方が多いですから、5年後、10年後も笑顔でいられるように今からできるケアはしておきましょう。

クーパー靭帯は絶対に死守せよ!

クーパー靭帯とは胸を支える結合組織。胸全体を包み込むように張り巡らされていて、胸を吊り下げるように支えてくれています。クーパー靭帯の働きによって、重力に負けずに丸い形を保たれているのです。

バレエの指導
ちょうど先生の手のひらあたりの位置からクーパー靭帯は支えてくれています!

ですが、このクーパー靭帯は激しい運動や年齢とともに伸びてきます。コラーゲンが主成分なので、残念ながら一度伸びてしまうと元に戻りません。とくに飛び跳ねたり身体をターンさせたりするようなバレエの動きはクーパー靭帯に負担をかけ、伸ばすだけじゃなく損傷させてしまう可能性があるのです。

ここまで聞くと絶望的に思われる方も多いかもしれませんが、伸びるスピードをできるだけ遅らせることはできます!

胸が下垂しないようにレッスン中は次におすすめするインナーをきちんと付けて、揺れないように守り抜きましょう。

初心者におすすめのインナー

スポーツブラ

スポーツブラは必須アイテム。

レオタードは背中が開いているデザインが多いので、ブラの紐が気になる場合は、見えても気にならないようにデザインされたものや、紐の部分が透明のシリコンや肌色でできているものがおすすめです。

インナー
おしゃれなデザインのものがたくさん出ています

レオタードに縫い付けるタイプのカップやカップ付きのキャミソールなどもありますが、ホールド力が弱いので断然スポーツブラタイプをおすすめします。

ホールド感がしっかりしたスポーツブラはバレエショップではあまり見かけないので、下着屋さんかネットショップだと好みのものが見つかりやすいです。

レオタード用ショーツ

普段身につけているショーツでも問題はないのですが、おそらくレッスン中にレオタードのおしりのラインからはみ出してしまうことが予想されます。

そのため、レオタード用のショーツにすると安心してレッスンに没頭できると思います。 形や色も様々でサニタリー用もあります。レオタード用ショーツはバレエショップに置いていますので、実物を目で見て購入ができます。

まとめ

  • レオタードは快適に踊るため、薄い素材が多い
  • インナーを付けずにバレエをすると、クーパー靭帯が伸びたり損傷する可能性がある
  • クーパー靭帯は胸を支える役目があり、伸びてしまうと元に戻らない
  • デザイン性の高いスポーツブラがおすすめ

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