クラシックバレエの体験レッスンを終えて自分が通う教室が決まったら、いよいよ本レッスンが始まります。新しいことを始める前って、ワクワクする気持ちと緊張が入り混じって妙な高揚感がありますよね。
バレエシューズやレオタオードはしっかり用意する人が多いと思うのですが、意外とヌケモレしやすいのがレッスン中の髪型のこと。
髪の毛は適当に結べばなんとかなるっしょと思っている方もいるかもしれません。私も最初はそうでした、というか髪型のことなど1ミリも考えていなかったです(笑)。
でも、思い起こしてみてください。
バレリーナって年齢・国籍関係なく、ほとんどがシニヨンで踊っていませんか⁉︎
なぜこんなにバレリーナのシニヨン率が高いのかというと、実はバレエのレッスンにはシニヨンがとても理にかなっているからなのです。
シニヨンを作るのは難しそうに見えますが、ノン! 作り方さえ覚えてしまえば1〜2分でセットできるくらいとっても簡単です。シニヨンを作ることで、たとえアマチュアでもバレリーナの雰囲気がぐっと高まりますから、ぜひあなたもトライしてみましょう。
バレエのレッスンでシニヨンがベストな理由
クラシックバレエは運動量が多く、跳んだり回転したり下を向いたりのけぞったり、とにかく忙しいんです。そのため、髪の毛もきちんとまとめておかないとバッサバサになって踊りの邪魔になってしまいます。
髪の長さが肩より上の方は一本縛りでも大丈夫なんですが、髪の毛が長くてポニーテールなどしようものなら、動くたびに髪が首に当たってストレスを感じてしまいます。
そこでポニーテールをくるくるまとめたシニヨンが大活躍するのです。ヘアゴムとピンを使って固定することで、90分のレッスンでも一糸乱れないから驚き。髪の毛に気を取られないから、レッスンに集中できます。
他にも、頭をできるだけ小さく見せたり、首のラインを綺麗に見せたり、審美的な理由もあるんです。美しく踊れてこそバレエですからね!
ショートカットのバレリーナもとてもかっこいいのですが、シニヨンに慣れてしまうと髪の毛が少し煩わしいかもしれませんね。
とっても簡単!シニヨンの作り方
それでは、簡単なのに崩れないシニヨンの作り方をご紹介します。
髪の毛の長さは肩より長い方向けです。
用意するもの
● ヘアゴム1本(私は3COINSのTPUゴム200本セットを愛用しています)
● Uピン5本
① ポニーテールを作ります
まずはポニーテールを作りましょう。
好みの高さでOKですが、顎と耳の延長線上にポニーテールを作るのがバレエ的に綺麗に見えてオススメです。
② ねじねじ もしくは三つ編みをします
中尾彬さんが首からぶら下げているねじねじのように髪の毛をねじるか、三つ編みにします。
③ ねじねじをゴムに巻き付けます
②で作ったねじねじをゴムに沿わせるようにきつく巻き付けていきます。
時計回りでも反時計回りでもどちらでもOKです。
④ ねじねじを巻き付け終わったらピンでとめます
ねじねじの末端まで巻き付け終えたら、矢印の位置にUピンをとめていきます。
私は毛量が多く剛毛のため、Uピンは5本使っています。
自分の髪質に合わせてピンの数を調整したり、スプレーやジェルを使うとよいです。
私の場合はこれだけでほつれないのですが、さらにヘアネットをかぶせている生徒さんもときどきお見かけするので、ご自身の髪質によってベストな状態に進化させるとよいと思います。
レッスン後はシニヨンをゆるめてルーズな感じにアレンジすると、洋服にも合うしかわいいのでそのまま街に繰り出せます!
逆にシニヨンをゆるめないと、大昔に天海祐希さんがスパルタ教師を演じたドラマ「女王の教室」っぽくなってしまいますから、TPOに合わせて引っ詰め具合を調整しましょう。
まとめ
- バレエのレッスン中の髪型はシニヨンがオススメ
- シニヨンは髪がほつれないので、レッスンに集中できる
- 顎と耳の延長線上にポニーテールを作ってお団子にするのがバレエ的に綺麗
- 自分の髪質に合わせてピンの本数やヘアネットを駆使しよう
- レッスン後は洋服に合うように、シニヨンをゆるめてルーズにアレンジするとかわいい
コメント